わが青春の芹沢光治良――愛と死の文学
大野一道著
ISBN:978-4-910590-34-9、四六判並製、152頁、本体1,600円(2026年3月刊行)
「青春時代を思い返して、私が最も影響を受けた人物の一人に、作家芹沢光治良がいる。……芹沢先生…との実際の出会いまでの思い出を第一部とし、芹沢文学から最も学んだと感じる点、つまり死と対峙して生きる人間の姿勢といったものに焦点をあて、その作品のうちごく一部、特に青春時代に読んで最も感銘を受けたもの何点かを取り上げ、改めて読み返したものを第二部として綴ってみた。」(本書「はじめに」より)
【著者】
大野 一道(おおの・かずみち)
1941年東京生まれ、46年より埼玉で育つ。中央大学名誉教授。
1967年東京大学大学院仏語仏文学修士課程修了。1969年より白百合女子大学講師、同大学教授を経て、1990年より2012年まで中央大学教授。
著書に、『ミシュレ伝』『「民衆」の発見――ミシュレからペギーへ』、
訳書に、ミシュレ『女』『世界史入門』『学生よ』『山』『人類の聖書』『全体史の誕生』、ジョルジュ・サンド『スピリディオン』など。
その他、共著書・共編著書・共訳書など多数。
【目次】
第一部 出会いまで
母の入院
天理教、神尾先生
芹沢先生のもとへ
第二部 わが青春の芹沢作品
1 『秘蹟』
2 『孤絶』
3 『離愁』
4 『巴里に死す』
5 『愛と死の書』
6 『一つの世界――サムライの末裔』